外壁塗装に使う塗料で、最近「ガイナ」という遮熱・断熱性に優れた塗料が人気を集めています。
ガイナ塗料とは、塗るだけで、寒い、暑い、くさい、うるさいといった様々な問題を解決し、快適な住空間を創出する断熱セラミック塗材です。(公式サイトより)
製造元は、東京にある株式会社日進産業です。正規品はネット販売されていないとのことです。
ガイナ塗料の優れた秘密
ガイナは水性塗料で、中空セラミックビーズが配合されていて、例えば、夏場には80℃にもなる鉄板屋根にガイナを塗ると、その表面温度は35℃くらいにまで下げることができる優れた遮熱性を持つとされています。
中空セラミックビーズとは、内部に空気層があり、この特殊セラミックが周辺温度に適応する性質があり、熱の均衡化をもたらし、熱の移動を抑える働きをするものです。
屋根にガイナ塗料を塗る前と塗った後では、夏の室温が5度下がるそうです。これだけ違うと冷房の電気代が違ってきますね。夏だけでなく、冬は外気温度が低くても室内は暖かいそうです。
私のところにこんなチラシが入っていました。
費用は塗料込みの㎡単価で、5,000円前後とちょっと高めです。90万円では外壁だけじゃないでしょうか。屋根も塗装すると、おそらく30万円程度の追加費用がかかりますが、断熱効果が大きいです。
冷暖房費の節約にも
15年~20年のスパンで見ると、冷暖房効果も加味されて光熱費が安くなり、最も経済的な選択となります。大規模建築物なら塗装費用が回収できるほどの省エネ効果があるそうです。
一般家庭の効果の例は出ていませんが、仮に年間で光熱費が3万円安くなったとすると、15年では45万円の節約効果になります。塗装費用の半分以上はペイできるかも。
ガイナは、実はセラミック配合フッ素樹脂系塗料に分類され、耐用年数は15~20年です。
費用はフッソ樹脂系より1割くらい高い程度で、無機質系よりは安くできるようです。
フッソ樹脂系の見積もりと、ガイナの見積もりを比べてみるのもいいですね。分からないことは、サービスカウンターで相談できるサービスを活用して聞いてみてください。
コメント