あなたのご自宅の外壁サイディングのコーキング(シーリング)がどうなっているか、見たことがありますか?
遠目に見て傷んでいないように見えても、目の前でじっくり見ると意外な事実に気が付くかもしれません。
これはウチのサイディングのつなぎ目です。
シリコン樹脂のコーキングにひびが入っています。でも、これはまだマシな方。
こちらはひどいですね。これもウチの状況です。
ひび割れ部分から雨水が浸入して、サイディングが中から傷んでしまいます。
先の画像は西側のつなぎ目。後の画像は南側のつなぎ目です。
遠目には分かりませんが、築10年もたてば、目の前で見ると多かれ少なかれこうなっています。ウチは築11年(当時)です。
ひび割れから雨水が浸入すると、サイディングの断面から雨水が浸み込みます。サイディングの表面は防水塗装されていますが、断面は防水塗装されていませんから、どんどん雨水が浸み込みます。
すると、3年もすれば中がボロボロと崩れるように傷んできます。
つなぎ目部分のコーキングはとても大事なのです。防水の意味では、サイディング表面の塗装よりも大事かもしれません。
修復の仕方
つなぎ目のコーキングは、元々のコーキング剤をきれいにはがして、コーキングしなおします。
基本的な順序は、コーキング部分の塗装をしないで外壁塗装を行い、外壁が終わってから古いコーキングを除去して、新しいコーキングを施工します。
新しいコーキングの上に塗料が載らないことが原則です。打ち替え後しばらくは、コーキングの可塑剤がしみだしてきて、塗膜が剥げてしまうからです。
コーキング打ち替えの料金ですが、決まったものはありません。各社ともかなり金額が違います。一般的には、住宅1件分で20万円~25万円が一般的な料金と思います。(足場は別途です)
足場さえあれば、素人でもやれないことはありません。材料は市販されています。
外壁塗装をするときには、コーキングの打ち替えもセットでやりましょう。足場代などが不要になってお得です。
コーキング打ち替えの相談もサービスカウンターできるのはこちらです。
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