モルタル外壁は今では少なくなり、サイディング張りが8割以上になりましたが、モルタル外壁の持つ高級感や和風っぽい感じが根強い人気を保っています。
モルタル壁は、木造下地の上に防水紙を貼り、金網ラスを貼った上にコンクリートモルタルを塗り、仕上げにアクリルリシンという防水塗装剤を吹き付けるものです。
コンクリートやモルタルはそれだけでは防水になりません。マンションの水漏れで階下まで水が漏れてしまうのがいい例ですね。
新築の外壁塗装で使われるアクリル系弾性リシンの耐用年数は、一般的に4~7年程度で、シリコンエマルション系弾性リシンは8~10年程度と言われています。
意外と短いものなんですね。
これはひび割れが生じやすく、そこから雨水が侵入しやすくなるもので、ひび割れにシーリング材を充填したり外壁塗装などの対策で寿命を伸ばすことができます。
もちろんひび割れなどの異常がなければ放置でも構いません。モルタル塗りの外壁塗装はあまり見たことがありません。
今では伸縮性がある「弾性リシン」があるので、それを使用することでひび割れを大幅に抑えることができます。
モルタル外壁の塗装方法
今では、シリコン系塗料やフッ素系塗料と言った耐用年数の長い塗料が一般的になったので、モルタル壁の耐用年数も良くなりました。
モルタル外壁の塗装方法が分かりやすいのはこのチラシです。
これも私の家に入っていたものです。
分かりやすいですね。
バイオ洗浄と言うのは、洗浄液の種類です。
水だけよりは全然よく落ちます。
ちゃんと3回塗りしています。
あと、塗料でとても人気が高いのは、「ジョリパッド」という仕上げ素材です。
耐久性は15年~20年という素晴らしい素材ですが、色あせが早く来るため、15年前後で塗り替えることが多いですが、色あせを我慢すれば20年ぐらいは行けるようです。
優良業者無料紹介サービスでは、モルタル外壁の塗り替えも相談できます。
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