外壁塗装 相場より安すぎるちらし 2020年7月

外壁塗装チラシ 外壁塗装 費用 相場

毎日のように外壁塗装の折り込みチラシが入ってきますが、今日来たチラシは、料金の安さで目を引きました。

安すぎる外壁塗装の例

延べ面積100㎡の戸建てで
・シリコン系外壁塗装 39万円税込
・フッ素系外壁塗装 62万円税込
足場、木鉄部塗装、雨どい塗装も含むとなっています。
これは相場より30万円~40万円安いです。

外壁塗装チラシ

気になる点ですが
高圧洗浄、コーキング補修、塗料メーカー、塗装回数が書いていないこと。
超耐久塗装のグレードで25年~30年の耐久性とあることです。

このようなチラシでは、書いていないことはやらないのが普通です。

料金が安い場合は、塗装回数が2回塗り、高圧洗浄なし、サイディングのつなぎ目のコーキング補修なし、塗料が有名メーカーではないといった可能性があります。

安すぎる場合は何かが省略されている可能性が高いです。これは別途料金の発生を意味します。

工事内容をしっかりと確かめましょう。

1.塗装回数は下塗り、中塗り、仕上げ塗りの3回が基本です。
2.高圧洗浄などの下地仕上げが最終的な出来を左右しますから、決して手を抜けないところです。
3.サイディングの継ぎ目はコーキングを補修しないと雨漏りの原因になります。
4.塗料メーカーは、エスケー化研、日本ペイント、関西ペイントで90%以上のシェアを占めています。これに加えて高断熱性のガイナ塗料もよく使われます。これらの有名メーカーの塗料を使うのが普通です。
5.以上の点を業者さんに確認を要します。

 

塗装の場合の耐用年数は、最長でも20年です。25年~30年の耐久性は、おかしいと思います。

安すぎる屋根塗装の例

次は屋根塗装の料金です。
延べ100㎡の住宅だと屋根面積は約50㎡。
シリコン系が11万円税込
フッ素系が16万円税込
外壁塗装と同時施工で30万円アップが一般的ですので、これも相場よりは15万円以上安いです。

外壁塗装ちらし

 

これも気になるのは外壁と同じ、高圧洗浄、塗料メーカー、塗装回数が書いてないこととです。

屋根も基本は下塗り、中塗り、仕上げ塗りの3回塗りですから、2回塗りしかしていない可能性があります。高圧洗浄もする必要がありますし、傷んでいるところは補修も必要です。

業者さんにしっかりと確認が必要です。

超耐久性20年前後とあるのは分かります。

 

外壁塗装と屋根塗装のトータルで
・シリコン系は50万円税込
・フッ素系は78万円税込

これで十分な工事ができるとは思えません。

これできちんと塗料は有名メーカー製、3回塗り、高圧洗浄、コーキング補修などもすべて含んでいるのなら、本当にバーゲン価格です。

もし、上記のことがなされていないなら、トータルでいくらかかるのかしっかりと聞きましょう。案外、普通の料金になるように思います。

もしも、あいまいな返答が返ってくるのなら、しない方が良いです。安かろう悪かろうになる可能性が高いです。

チラシの料金は、このように見ていくと安すぎる場合は、何かが不十分ではないのかと疑問に思えますね。見積もりを取るのなら、この疑問をぶつけてきちんと納得してから依頼しましょう。

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