外壁塗装を頼んだときに、工事にかかる日数はどのくらいかというと、最短でも3週間はかかるとみてください。
標準的な工程表
次の工程表は、優良業者紹介サービスの「ヌリカエ」の公式サイトに出ているものです。
出典 ⇒ https://www.nuri-kae.jp/column/articles/174
外壁塗装と屋根塗装を行う場合ですが、これはスムーズにできた場合の最短の日数です。すべて必要な工程です。
塗装は下塗り・中塗り・上塗りの3回が必要です。下塗り1回と上塗り1回の2回だけというのは、手抜きと言われても仕方のない内容です。
職人さんは現場をかけ持ちしているのが普通ですから、毎日来れるとは限りません。休日も必要です。天気が悪くなれば塗装工事はできません。
これらは工程表に組み入れることができない場合が多いです。
10日から14日は実働日数なので、実際には3週間以上かかることになると思います。余裕をもってスケージュールを組むことが必要です。
しっかりと洗浄すること
高圧洗浄は、塗装の下地を整えるための大切な工程です。ここで手を抜くと塗装自体の食いつきが弱くなり、耐用年数が短くなりますから、しっかりと下地を整えます。
あわせて傷んだ部分を補修して下地を整えます。
乾燥工程が大切
塗装工程に入る前には、外壁や屋根を十分に乾燥させる必要があります。この乾燥が不十分だと塗装の食いつきが悪くなり、短い年数で塗装が剥がれる原因にもなります。
下塗りしたら、その日は1日乾燥させて強度のある塗膜をつくる必要があります。中塗りは翌日です。同じように、中塗りをしたら上塗り(仕上げ塗り)はその翌日です。
台風対策
夏から秋にかけての工事は、台風対策が必要です。対策は業者さんが行います。足場を組んだ後に台風の進路に当たることが分かった場合は、足場周囲のネットを一時撤去します。
ネットは風をはらむと膨らんで強力な力で足場を倒そうとするからです。台風や強風は、大したことないように思えても、突然に突風が吹くことが多いのです。
短い時間の突風で足場が倒れることがありますから、台風対策は必須です。足場自体は、地面に補強杭を打ってロープなどでしっかりと養生するなどし、足場板は風で飛ばないようにロープなどで足場に結着しておきます。
ほとんどの業者は風水害の損害保険に入っていると思いますので、これもあらかじめ聞いておくと良いと思います。
まとめ
工程表は必ず出してもらって、余裕を見て工事を進めましょう。
工期が10日とか2週間は実働時間で最短の場合です。気象状況や職人さんの他所の現場の急な工事などで工事が遅れることは、普通にあります。
このあたりは、実際に施工する業者さんと事前に打ち合わせておきましょう。
一般的な工程日数なら、優良業者紹介サービスのアドバイザーが教えてくれると思います。
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