外壁塗装では、ローラー塗りをするのが一般的です。ローラー塗りとは、塗装ローラーを使用して手作業で塗装するための用具です。
吹付はスプレーガンを使用してコンプレッサーで高圧エアーを使用して行います。
スプレーガン
ローラー塗りの方が、広い範囲をある程度の厚みのある塗膜で塗るのに適しています。乾くのに数時間かかるので塗りムラができません。
外壁塗装にはスプレーガンは使用しません。霧状になった塗料の何割かが飛散してしまい、周囲の建物や車を汚してしまう恐れがあり、塗料の使用効率も悪いためです。
チラシ広告に、「ていねいに手作業でローラー塗りを行います」なんて、ていねいを強調する言葉が書かれていても、ローラー塗りが作業上も都合がよく当たり前なのです。
ローラーに長い柄を取り付ければ、かなり広い範囲を移動しないで塗ることができます。ただし、塗料をポタポタ垂らさないように、ある程度の濃度を保ってきれいに塗るには、思うほど簡単ではなく熟練を要します。
細かなところは刷毛塗りをします
破風板や窓サッシの周囲、雨どいの取り付け部など、ローラーでは届かない細かな部分は、刷毛塗りをします。
広いところと細かな作業を要するところは、工法も用具も異なるので、きちんときれいに仕上げられるのはプロならではです。DIYではとてもこんなふうには仕上がりません。
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