私ごとで恐縮ですが、1戸建てを新築して18年になります。
15年目でベランダが水漏れして防水をやり直しました。
サイディングの外壁も傷みが出てきて、ひび割れしている箇所も2箇所あります。
スレート屋根も艶がなくなり防水塗装がもうそろそろだめなようです。
全体に何らかのメンテナンスが必要なようです。
家を建てるときに、窯業系サイディングやスレート屋根がこんなことになるとは、予想していませんでした。
窯業系サイディングを選ばない理由
これは一つの考え方に過ぎませんから参考程度にどうぞ。
新築する方、または傷んだ外壁を直そうと思っている方は、外壁は金属サイディング、モルタル塗り、レンガ張りなど、窯業系サイディング以外も選択肢になります。
※金属サイディング以外は重量にご注意。
8割ぐらいのお宅が窯業系サイディング張りですが、10年から15年ごとの外壁塗装の塗替えが必要です。
塗り替えないとこんな事になりかねません。
1戸建ての外壁塗装は、およそ120万円前後かかります。
窯業系サイディングの耐用年数が30年とすると、1回から2回の外壁塗装が必要になります。
これに比べて金属製サイディングなどはほぼメンテナンスが不要です。
金属サイディングの例 非常にきれいですね。
モルタル塗りの例 和風建築に合います。
レンガ張りの例 洋館風でおしゃれです。
窯業系サイディング以外なら、どれを選ぶかはお好みでいいんです。
大きな災害にでも見舞われない限り、多少の経年劣化はあるにしても、塗装が剥がれてきたり、壁が剥がれてきたりすることはありません。
10年から15年ごとの外壁塗装も必要ありません。
仮に、窯業系サイディングより50万円高かったとしても、その後の外壁塗装のメンテナンスを考えれば、むしろ安上がりです。
なので、これから新築するなら窯業系サイディング以外も選択しとして考えてみてはいかがでしょうか。
窯業系サイディングを選ぶ理由
窯業系サイディングの最大のメリットは、デザインと色の豊富さです。
見た目のおしゃれさでは窯業系サイディングは一番ではないでしょうか。
レンガ風のサイディングもありますし、色も黄色いポップなものから落ち着いたグレー系のものまで豊富にあって選ぶのが困るくらいです。
窯業系サイディングのデメリットは定期的に塗装をしなければならない点と、サイディングの品質が製品によってかなり違う点です。
新築から数年で塗装がはがれてきたお宅がかなり見受けられます。
逆に15年経ってもきれいな外観のお宅もあります。
これは新築時には分からず、年数が経って初めて分かることなので、一種の賭けのようです。
最初に、経年劣化が少ないサイディングをいくつか出してもらい、その中から気に入ったデザインや色を選ぶのが良いと思います。
4月は外壁塗装のシーズン
4月以降は外壁塗装やリフォームのチラシがたくさん入ってくると思います。
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