優良業者紹介サービスで業者を紹介してもらい、個別に見積もりを依頼したとします。
1.だいたいの予想価格を最初に聞いておきましょう。
○○万円から○○○万円ほどなどと返事が来ると思います。
ここを明らかにしない業者は見積もりを取らなくていいと思います。
仮に100万円から130万円とメールなどで回答が来たとしましょう。
※このような記録はメールなどの記録(証拠)に残る方法で行います。
2.見積もりで自宅に業者が訪問した際に、打ち合わせの最後に、軽く希望価格を言っておきましょう。
例えば、「90万円ほどになるといいな」とか。
3.外壁をシリコン塗料で塗装する見積もりが120万円。フッ素系水性塗料で塗装する見積もりが150万円で出てきたとします。
金額がきちんと計算されているか電卓で確かめてみましょう。
最近は見積書をエクセルで作っている業者が多く、計算式が間違っていたりで、計算が合わないことが本当によくあります。
普通は、お客に出す見積もりは、電卓などの手作業で検算して間違いないか確かめて持ってくるものです。
見積もり計算がおかしい業者は、それだけで信用がマイナスです。実際よくあります。
4.見積金額が予想より高いと告げましょう。希望は90万円以下です。
普通は、少しでも希望に近づけようと色々考えてくれるはずです。
でも、品質(クオリティー)は落としたくないですよね。
ここで「150万円を110万円にできそう」とか、大幅に安い見積もりを言ってくる業者はあまり信用しません。それなら最初から安い見積もりを出せばいいからです。
複数の業者に対して、自分の希望価格(多少高くなったときに上限も考えておく)を満たせる金額、または希望金額に近い金額の見積を提示した業者と詰めの話をしましょう。
あとで追加料金が発生しないこともきちんと確認しましょう。
支払い方法も、工事前に半額、工事後に半額とか、工事後に一括とか、会社によって違うので必ず聞いておきましょう。
ただ「安くして」といっても説得力がないので、「他社さんはこのへんまで安くしてくれそうです」と口にするのもいい方法です。
他社の名前や金額は出さないようにしましょう。
最終的に納得できる金額になれば契約すればいいし、納得できなければ無理に決める必要は有りませんから断りを入れましょう。
最初は高い見積もりを出しておきながら、この時点になって「もっと安くできそう」とか言ってくる業者を私なら信用しません。
業者との交渉は面倒で気が重いものですが、最終的に決めるのはこちらですから、良い工事内容で少しでも安くしたいものですね。
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